時砂の王 (ハヤカワ文庫 JA オ 6-7)
Happy End の定義は難しいなと思ったのが、この小説を読んで真っ先に感じた感想。どことなく Final Fantasy X/X-2 のストーリーを思い出した。
人類を絶滅せんとする謎の地球外生命体との攻防を描くSF小説。地球外生命体は大変強く、現在の人類が太刀打ちできないだろう状況になると、戦闘部隊は過去へタイムスリップする。そして、同様にタイムスリップして現れた(あらわれるであろう)地球外生命体と現地の人類とともに戦う。もし、そのときの戦況が著しく悪い状況であれば、さらに過去へとタイムスリップして...を繰り返すという物語。
戦闘部隊が現地の人々と如何に共同戦線を張るかが、見所の一つ..かな。
珠玉の時間SF小説。
閑話休題。
それにしても時間 SF は難しい。因果律の問題があるから、色々と無理が生じるのは避けられない。この小説では確率と平行宇宙をその解としている。因果律というのは最強の縛りなんだろうなと思うとともに、そこをどうやって克服するのかが時間 SF のおもしろさの一つかもね。
人類を絶滅せんとする謎の地球外生命体との攻防を描くSF小説。地球外生命体は大変強く、現在の人類が太刀打ちできないだろう状況になると、戦闘部隊は過去へタイムスリップする。そして、同様にタイムスリップして現れた(あらわれるであろう)地球外生命体と現地の人類とともに戦う。もし、そのときの戦況が著しく悪い状況であれば、さらに過去へとタイムスリップして...を繰り返すという物語。
戦闘部隊が現地の人々と如何に共同戦線を張るかが、見所の一つ..かな。
珠玉の時間SF小説。
閑話休題。
それにしても時間 SF は難しい。因果律の問題があるから、色々と無理が生じるのは避けられない。この小説では確率と平行宇宙をその解としている。因果律というのは最強の縛りなんだろうなと思うとともに、そこをどうやって克服するのかが時間 SF のおもしろさの一つかもね。
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